さて、前回は数学のお話をしました
今回は予告通り英語のお話です
まず単語数が増えました←これはいつぞやのブログで説明しています(いつかは忘れましたが・・・)
それも半端ない増え方です
改訂前だと中学3年間の新出単語は1,300語、改訂後は2700語前後と倍以上の増加です
1300語でもきっちり暗記さすのは至難の業だったので、塾生より私の方が頭を抱えています(´;ω;`)
文法の話しをしますと、例えばHereWeGo(光村)のUnit1でlet +人+動詞の原形、help+人+動詞の原形というパターンが出てきます
Let me introduce myself(私に自己紹介させて下さい)
昨年までは「主語+動詞以外の動詞が文中に原形で使われる事は絶対ない、文中で使う場合はto不定詞か分詞、動名詞の形に変換しないとダメ!例外はあるけどそれは高校で習う」と教えてたのが、その例外がいきなりUnit1で出てくるのです
ただでさえこのto不定詞を忘れる塾生が多いのに、動詞の原形のパターンを教えると混乱必至です
またこれも高校英語で習う「仮定法過去」が中3で登場します
I wish she were here(彼女がここにいればよいのに」
この場合、wishのあとの動詞は主語に関係なくwereを使います
時制(現在形や過去形など)の一致の原則もあてはまりません、これが「仮定法過去」です
改訂前は「主語のよってbe動詞の活用は決まる、1つの文章の中では必ず時制は合わせるように」と教えてきたのですが、この例外も今までは高校英語の範疇でした
主語がsheならbe動詞はwas(過去形の場合)、中3でも時々間違える子がいるんですよ
そんな時は「sheはwasや、3人称単数はisかwasの選択肢しかない!!!」と声を張り上げていたのですが「いや・・ここはwereやねん(-_-;)」
ん~~~、何だか嫌な予感しかしません( 一一)
このような今までになかった新たな単元が増えています
さりとて、何かが減った訳ではありません
今まで履修していた単元はそのままでプラス新たな単元が導入されています
しかも単語が増えてるという・・・・( ;∀;)
なので、教える側も今まで以上に子供達の許容量をじっくり観察しながら進めなければいけないと感じています
指導要領に従って必要な単元をただ教えるだけなら簡単です
塾としては、それらを塾生がきちんと消化できてるか、積み残している範囲はどの辺りか、などを注意深く見ていく必要があるので例年以上に神経を遣うだろうと覚悟しています
子供達にも危機感を持ってもらおうと、そんな話をよくするのですが
し~~~~ん・・・・・( 一一)
さて、これからどうなることやら(;´Д`)