2月9日は私立高校入試でした
私立高校入試専願の生徒の生徒はここで受験は終了です
公立高校を受験する生徒にとってはあくまで通過点と言えます
おそらくほぼ、と言うか全員が合格すると確信しています←私の経験からです
ここではあまり詳しく書けませんが、大阪府の私立高校入試のスタイルは“合格出来る高校を受験する”という仕組みになっています(難関校は少し違いますが・・)
ですから、受験校を決めるまでが勝負と言って良いでしょう
このブログを書いている時点では入試結果はほとんど分かっていませんが、全員合格という前提で話を進めます(笑)←一抹の不安がありますが・・・
ここから、塾としては公立高校の受験生へのフォローが最重要課題であることは当然です
本番はここからなのですから
ですが、私立高校専願の生徒への難しいフォローも待っています
受験が終わった子へのフォロー?と感じた方もおられるでしょうね
私立専願の子達はまずパラダイス状態になります(笑)
今まで我慢していたゲームに飛びつき、遊びの計画を頭に浮かべ、毎晩ドラマを見まくる
人生最大の緊張感から解放されたのですから気持ちは分かります
ただ、これを高校入学までの2か月間続けると4月には厳しい現実に直面する事になるのです
4月から私立高校では公立高校併願で夢がかなわなかった生徒と横一線で新しい生活が始まります
そう横一線です、ですが学力は横一線ではないのです
3月半ばまで必死に勉強していた子達と2月初旬からパラダイス状態だった子達・・・
その学力差たるや恐ろしいほどの開きがあるのです
2か月という期間はそれまでの学力をキレイに吹き飛ばせる事が出来る期間です
厳しい現実とはそういう事です
ほとんどの学習塾は入試までが仕事、と考えておられるみたいですが私は少し違います
高校3年間でどれだけ学力を伸ばす事がその子の人生を変えるか、というのを経験で知っていますから、高校生活スタートと同時に遊びもクラブもそして学習もダッシュして欲しいと思っています
なので、中学生活最後の2か月はとても重要な時期なのです
ですから、受験が終わった生徒には公立高校受験の子達と同等の学力を維持させてやりたいのです
そして、高校の勉強の先取り学習もします
そうやって、少しでもアドバンテージを持って高校生活をスタートしてもらいたいと考えています
と、口で言うのは簡単ですがほぼ勉強から解放されたと目を背けている子をこっちを向かせて勉強させるのはなかなか至難の業です(笑)
結構なバトルが始まります
もう塾長の言う事を聞かなくてもいいんですからね(笑)
ましてや、このおっさんとの付き合いもそろそろ終わる(笑)
なので“難しい作業”なのです
それでも私は最後まで奴らと向き合います、きちんとした形で高校に送り出す、それが塾としての使命だと思っているからです
例えウザがられてもやります
と言うか、「ウザイなぁ!」と思っているでしょうね(*_*;
でもこのバトルを避けてしまってはもはや「昇学館」ではなくなるのです
という強い気持ちで毎年この時期を迎えます
さて、今年の私立専願の子達はどうでしょうか
バトルになるか、素直に私の言う事を聞いてくれるか
今から手ぐすね引いて待ち、そして頑張って鍛えます(笑)