入試制度

もっとこまめにブログを更新しようと決意したのに、前回から早や3か月が経ってしまいました(-_-;)

学力向上は継続以外なし!

・・・と生徒に言い続けている私がこれでは説得力に欠けます(泣)
生徒に突っ込まれる前に更新せねば・・・(^_^;)

さて、来年度の公立高校の入試概要が少し変更になります。

今まで後期入試を実施していた高校が内80名を前期入試での募集をする、といったものです。
つまり、後期入試の高校を志望している生徒はまず前期入試でのチャンスを与えられる訳です。

一見、公立高校入試を受験しやすくなったシステムに見えますが果たしてこれが改善された仕組みなのか、私は疑問を感じざるを得ません。

早い話、公立高校への受験者数を増やしたいが為の策にしか見えません。

公立高校は受験者が減ると統廃合の声を聞かなくてはなりませんので気持ちは分かるのですが、受験者を増やすには各高校の従事者が個性や特色を活かしその高校の魅力や地位を確固たるものにする、という王道以外ないと考えます。
小手先の入試システムを触って受験者を増やすなどという手法に頼るのではなく、学校のクオリティーを上げる努力をするべきで今回の概要変更は何だか本末転倒のような気がしてなりません。

システムを変えることは尚更生徒に不安や心配を与えるだけではないでしょうか?

もちろん私はプロですので、しっかりと情報を集めてそれに対応すべく戦略を練りますが、そもそも戦略を練る余地がある入試システムってどうなんでしょうか?
どうも割り切れない気持ちにさせられます。

子供達には勉強にもクラブにも遊びにも精一杯パワーを爆発させて、その学力に見合った高校を堂々と受験する!
そういうシンプルなシステムで余計な事を考えずに集中して勉強させてやりたいと思うのですが・・・・

しかし、これは学習塾にも同じことが言えます。

入塾生獲得のため、各塾は様々なプランを考えだします。

○○コースだの、何とか特訓だの・・・・

しかしながら、勉強の王道は基礎を何度も繰り返しながら応用、発展問題に対応できる力を養う、これに尽きると思っています。
何とか特訓をしたところで、それを継続しなければ学力は定着しません。

今回の公立高校入試制度の変更は個人的には決して賛成出来るシステムではありませんが、勉強の在り方、学習の重要性に関して再認識する良い機会にはなりました。

少なくとも、私の塾の生徒にはシステムに振り回されることなく王道を歩んでもらうつもりです!

では次回はこ新しいシステムの詳しい内容について触れたいと思います。

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